いぬい "フランケンシュタイン" 2026年10月24日

いぬい
いぬい
@inuiru
2026年10月24日
フランケンシュタイン
フランケンシュタイン
シェリー,
メアリ・ウルストンクラフト・シェリー,
小林章夫
『批評理論入門』を読もうと思ったので再読したけど、まじで涙なしには読めなくない? ウワーンてなりすぎて怪物北極未知との遭遇ルートを捏造してAIくん相手に語ってた。 昔は「父と子」みたいな観点に寄りがちだったけど、つくり手と作品とか、白紙状態からの成長とか、異質なものとの出会いとか、美醜とか、責任とか、いろんな読みかたができておもろい話…… なぜか「永遠の安静」と「崇高な愉悦」にマーカー引いてあってウケた(たぶん「サブライム」をおぼえたてだったので「進研ゼミでやったやつや!」となった) " 命は苦しみの積み重ねでしかないが、それでもおれには愛しいものだ。だからおれは守るのだ。" " 昼と夜が何度か入れ替わり、夜の光がずっと小さくなった頃には、いろいろな感覚が区別できるようになっていた。飲み物を与えてくれる透明な流れも徐々にはっきり見えるようになり、木陰をつくってくれる木々も見分けがつくようになった。耳に聞こえる楽しげな音の正体がはっきりしたときは、うれしかった。目の前の光をよく遮った小さな羽のある動物の喉から出たものだったのだ。  さらにはっきりと周囲のものが見えるようになり、頭の上を覆う明るい光の屋根が、どこで途切れているのかがわかった。鳥の楽しげな声を真似てみようとしたが、これは無理だった。感覚を自分なりに表現したいと思ったが、出てきた音が異様で、はっきりしないものだったので、怖くなってまた黙ってしまった。" " 決して幸せとは言えないようで、若者と娘はそっと片隅へ行くことが多く、そんなときには泣いているらしい。不幸の理由はわからないが、これには深く心を打たれた。こんなに優しい人たちでも不幸なら、自分のように不完全で孤独な者が悲惨になるのも、おかしなことではない。"
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