
もぐもぐ羊
@sleep_sheep
2026年10月31日
ケアする心
キム・ユダム,
小山内園子
読み始めた
第一部の「ナツメ」「安」「ギョンジャ」と訳者あとがきを読んだ。
「ナツメ」と「安」は家庭内のケア労働が女に偏るというか女に押し付けられている、しかも長男の嫁に。
長男や長男の息子は愛されこそすれ家庭内の家事労働をすることは免除されている。
もう時代遅れの価値観では?と思ったけど、家庭内ケア労働は見えにくいからこそ旧態依然の価値観が現役の家庭もあるのは当然だと思った。
毎週末に夫の実家に一泊二日して、その間ずっと皿洗いや食事の支度させられてたら、良いマンションに住めたとしても離婚もしたくなるよね(離婚した)
「ギョンジャ」は一族の中で権力者の妾になったことで見下されていた父の従妹ギョンジャに交通事故を起こして勾留されている弟をなんとか出してやれないか相談しに行く話なんだけど、独裁政権下に兵役中に痔を悪化させて歩くのも困難になった母の弟の件を相談した時にすぐに駐屯地にジープが迎えに行き入院&治療を受けたあと地元に近い駐屯地に異動させてもらったから、民主化後なのでダメ元で相談に行って、世の中そんなに甘くないよね、という感じだった。
酒が飲めない弟が無理矢理上司に酒を飲まされ、その日は運転代行が捕まらず、弟が運転することになり、事故を起こした(配達のバイクをはねて運転手は意識不明)
家族にとっては弟は可哀想かもしれないけど、被害者のことを考えるとそうも言ってられないよね…
訳者あとがきにこの本を翻訳するにあたって『ケアの倫理』(岡野八代著)を参考にしたと書いてあって、読みさしの『ケアの倫理』(ファビエンヌ・ブルジェール著)を読まなくてはと思い出した。リマインドありがたい。









