
ルイージさん
@S_Luigi
2026年11月1日
カフネ
阿部暁子
読み終わった
阿部暁子『カフネ』
弟を亡くした薫子は、弟の元恋人であるせつなと出会い、彼女と関わる中で少しずつ自分自身や他者との向き合い方を見つめ直していく。物語を通して、人への思い込みや優しさ、愛情の伝え方について考えさせられた。
弟は他人の幸せを願うあまり、自分の気持ちを後回しにしていたのではないか。
優しさと自己犠牲の境界は難しく、他者を思うことと自分を大切にすること、その両方が必要なのだと感じた。
また、せつなにとって料理をすることが愛情表現であるように、人それぞれ愛の伝え方がある。
自分は大切な人に、その気持ちをきちんと言葉や行動で伝えられているだろうか。そんなことまで考えさせられた。誰もが優しくありたいと願う一方で、その優しさをどう形にするかが大切なのだと思う。



