
本屋lighthouse
@books-lighthouse
2025年4月14日

失われた時を求めて(3)
マルセル・プルースト,
吉川一義
読んでる
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それゆえ著述家としてのスワンが研究成果を発表するとき、手紙や会話にはふんだんに認められる本人の特徴がそのままのすがたで現れないのを残念がった。オデットは書くものにもそうした特徴をもっと発揮するよう勧めた。そう願ったのは、スワンのなかでオデットが好んだのがそれらの特徴だからである。(p.104)
たぶん卒論とかも同じで、どうしても「卒論」としてあるべき内容とか文体とかを意識してしまうけども、ほんとうはもっと自分勝手に書いていいのだと思う。そのほうが絶対におもしろく書けるし、中身も質の高いものになる。





