あそ
@aso_aaaaa
2025年3月2日

死んだら永遠に休めます
遠坂八重
読み終わった
@ 国立科学博物館
個人的にかなりすきだった〜
精神的肉体的に追い詰められ、自分が何をしているかすら曖昧になるほどの疲労状態、思考や判断が狭まっていく様子にかなりリアリティを感じた。
そしてそれは、比して健康に暮らす外の人間には理解されづらく「気づいてないわけがない、覚えてないわけがない、できないはずがない」と受け取られるというのもグロテスクだし、けど他人事ではないと思った。
この本では長時間限界労働会社員というわかりやすい構図を書いているが、もっと見えないところでこういう状況は世で起こっているのだろうと思う、まだ自殺とかがぜんぜんあるので。
じゃあどうなると良いのだろうと考えてみる。
人間関係としてすべての人がすべての人に寄り添って相手のすべてを受け入れる価値観を持てていればいいのか、と言えば、それはそれであまりに無秩序な社会向かっていってしまうのでちがったかも。
けど、少なくとも、そういう寄り添いの姿勢を持つために必要な時間的、体力的、精神的な余裕を奪うような社会構造になっていてはいけないなと思う。
世はもっと苦しみの最小化をkpiにしてゆけ(幸福の最大化とは言ってない)そ
