𝘪𝘯𝘰𝘳𝘪 "文にあたる" 2025年4月15日

文にあたる
文にあたる
牟田都子
読めてよかったー! 章題がひとつひとつかわいいな 著者は言葉に対してとても真摯で、校正という仕事に敬意を払っていることが読むだけでわかる 『仕事で読んできたゲラの著者の多くは、ひとりでも思索を深めていける人たちでした。書くということはひとりでありながら対話する営みなのでしょう。わたしはこれまで対話の相手を内側ではなく外に求めてきました。わたしにとって人と話すということは、人の力を借りて考えるということなのだと思います。』[人生の優先順位] 『本はかならずしも意図したように読まれるとは限らない。誰かにとっては無数の本の中の一冊に過ぎないとしても、誰かにとってはかけがえのない一冊である。その価値を否定することは誰にもできない。著者自身でさえも。』[すべての本に] 『校正を通した出版物ではあまり見ることのない、野の言葉とでも呼びたいような言葉にふれると、書くことはもっと自由でいいのにと思います。』[かんなをかけすぎてはいけない] 『書けないときにはいつまでたっても書けない。書けないかもしれないという重圧と、書く人は誰もが闘っているのかと考えると、ゲラを見る目は変わります。』[校正をされてみる]
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