
高橋|青山ブックセンター本店
@frog_goes_home
2025年4月14日
ゲーテはすべてを言った
鈴木結生
読み始めた
読書会まで一週間を切ったので読み始めた。とても味のある文章。語彙に寄りかかることなく、しかし少しだけ背が伸びて、けれど軽やかさと可笑しみも持ち合わせている。ついつい夜更かしして読んでしまったよ。
「もしかしたら一度言葉にされた思いや力や行為は、ピンを刺され標本箱に整然と収まった蝶のように、二度と羽ばたくことはできないのではないか、とさえ彼は思いかけた。」(p.28)








