n "潮音 第三巻" 2025年4月16日

n
n
@blue_27
2025年4月16日
潮音 第三巻
誰も明確なことがわからず、〜らしい、〜みたいだというような噂話で進んでいくのが商人町人の実情を表しているようで、その場にいるような感覚になる。 1.2巻は現在の弥一が昔のことを話してくれている印象が強かったが、3巻からはタイムスリップしてその時代の弥一を見ているような印象。 「高杉晋作が死んだらしい」という噂に、「1人の人の生死まで気を配ってなかった」と答えている部分が、当然ながら今まで読んできた幕末を描いたものと大きく異なるなと感じた。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved