潮音 第三巻

8件の記録
- n@blue_272025年4月16日読んでる読書メモ誰も明確なことがわからず、〜らしい、〜みたいだというような噂話で進んでいくのが商人町人の実情を表しているようで、その場にいるような感覚になる。 1.2巻は現在の弥一が昔のことを話してくれている印象が強かったが、3巻からはタイムスリップしてその時代の弥一を見ているような印象。 「高杉晋作が死んだらしい」という噂に、「1人の人の生死まで気を配ってなかった」と答えている部分が、当然ながら今まで読んできた幕末を描いたものと大きく異なるなと感じた。