
yayano
@yaya7
2024年11月18日

氷柱の声
くどうれいん
読み終わった
『何も失わなくてごめんなさい」』という気持ちは、助かった者の心に深く杭を打つ。無関係な土地にいた者からは好き勝手なことを言われる。被災者としての振る舞いを強制され、傷つくことにも麻痺する。それでも、残ってしまった人間は震災があった人生を生きていかなきゃいけない。
『自分の被災は被災なんて言えないから』って言いそうな人こそ語ってほしいと、わたしも阪神大震災以降ずっと思ってきたし、時に語ってきた。その想いをいまの人の言葉でしっかりと書き残してくれてありがとう。


