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yayano
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@yaya7
読んだり書いたり聴いたり💭 いつか本屋を開く📚積読併読平気なタイプ
  • 2026年3月25日
    はくしむるち
    はくしむるち
    タイトル「はくしむるち」がまったく覚えられないまま読み始めた。 90才前後のおじーを媒介にした物語だ。むるちとは、この小説内で「大蛇」として使用される。嵐のように圧倒的で、暴力装置そのものだ。紙漉きをしたばかりの白紙のようなまっさらな若者たちが、そのむるちに、いまも巻き込まれ続けている。 若かりしおじーが戦地としての沖縄で過ごしたころの暴力。現在に生きる主人公の大叔父として、いまの沖縄にこびりついた暴力を観測する視線。そして土地そのものに、暴力の記憶が染みついている。 おじーがまだ生きているうちの話であるという設定が、これを書かせたのだと思う。いまでなければ嘘になってしまう、虚構になってしまう。いま現在、起こり続けていることなのに。その怒りをたしかに受け取った。
  • 2026年3月12日
    わたしたちの停留所と、書き写す夜
    わたしたちの停留所と、書き写す夜
    ケア労働、自分探し、40代独身。そんなキーワードが浮かぶ一冊。 家族の責任を担いながら、育児の重荷があるうちは、読むことも書くこともままならない。それでも時折美しいものを思い出しながら書き残す行為は、それまでに積み重ねてきたものがあるからこそ生まれるのだと思う。 図書館で借りたけれど、とてもよかったので買い直すつもり。
  • 2026年3月7日
    レシタティフ
    レシタティフ
    黒人と白人の女の子が主人公。まるで塩と黒胡椒といわれる同室の2人だが、どちらが塩でどちらが黒胡椒かが最後までわからない。人種を特定できる要素が巧妙に消し去られていて、それでも物語が成立するところにトニ・モリスンの真骨頂を感じる。
  • 2026年3月3日
    空、はてしない青 下
    空、はてしない青 下
    上巻がエミル過去編だったとしたなら、下巻はジョアンナ過去編。しかしジョアンナの過去が本当につらい。 エミルは元カノへの執着と理想の僕への固執、ジョアンナは自己および家族の尊厳と、も〜きみたちなんでくっついたの!!!と言いたくなるようなリアリティ。だって現実ってそんな感じだもんね。いやそれにしてもアンドレ家はマジ出禁。こっちが寛大にしてやればつけやがりやがって(真に怒りで震えながら読んだのだ) 父ジョゼフを軽率に扱い、ジョアンナは愚弄され、なによりも大切だったブルートム。そのままで生きていることに何故誇りを持てない?もしやリアルで遭遇した青臭男たちの煮え切らなさにキレて、作者はこの作品を書いたのでは?と思ったほど。 ピレネー山脈の美しさとか、エミルの最期の登山とか、ジョアンナの屹立とした人間性の美しさとか、出会った人たちのあたたかさとか、生と死の意味だとか、瞑想を通しての今ここに立ち返ることだとか、そういうことが全部アンドレ家のせいで記憶が飛びそう。ある意味で強烈な読書体験だったともいえる。
  • 2026年3月2日
    一生枯れないセンスとデザイン術 誰も教えてくれない本質的なテクニック
    芸大在学中に夏休みに受けたデザイン学科のオープン講座、たしかにこういう授業だったなと思い出した
  • 2026年2月25日
    空、はてしない青 上
    空、はてしない青 上
    上巻が進むにつれ、マインドフルネス、瞑想、自然と生きるジョアンナが、元彼女であるローラを引きずるエミルよりも、主人公に見えてくる。 きっかけはエミルの若年性アルツハイマーが進行し、際臨床試験を受けるなど終活準備をさせられることになった逃避行だったとしても、たまたまネットでの相方募集に飛び込んできたジョアンナは真に生きる人で、「理想の僕」で凝り固まっていたエミルの心がほぐれていった上巻だった。 ローラに対するエミル、マジでガキすぎてウケる、というのが心の底からの感想笑 モセやエウスに行ってみたい!なによりもピレネー山脈に!
  • 2026年2月22日
    本と歩く人
    本と歩く人
    2024年の映画化を前提に作られたかのよう! 本を配達することを生業とするカール老人と、9歳のおしゃまなシャシャの登場による開かれた物語。本の配達を待つ人物たちには、みなカール老人によってどこがで読んだ小説の登場人物にちなんだあだ名がつけられている。カール老人は大人だから、家から出ずに本を所望する相手のリクエストに応じた本を配達し続けてきた。でもシャシャは違う。自分の目で見たことを確かに信じ、カール老人の隣りでひとりで突き進む。 老人と少女(あるいは少年)という組み合わせで人々の人生に影響をもたらしていく、という物語は普遍のものだが、本作はその期待を裏切らない。そしてその裏切りは本作には絶対に必要ない。本が好きな人に読んで欲しいけど、それ以上に、隠しておきたい悩みやコンプレックスのある人にこそ届いて欲しいかもしれない。尼僧のシスターフッドったら!ああ映画で観たいな〜!
  • 2026年2月18日
    時の家
    時の家
    取り壊し寸前の家を物語の中心に据え、かつて住んだ人たちの生活というフィルターを通すことで、一方通行の小説という枠組みの中でも、時間が重層的に感じられてよかった。 ところどころに作者の時間や記憶に対する哲学が挟まれ、共感するところがあったこと。ある登場人物たちにとって阪神大震災がキーになっていることが、宝塚出身の作者のバックボーンを重ね合わせられ、同様に阪神間出身の私の物語にもリンクしたことが近年の芥川賞作品とは異なる点だった。 私にとってはとてもよい作品だった。
  • 2026年2月17日
    空と風と星と詩
    空と風と星と詩
  • 2026年2月17日
    本に狂う
    本に狂う
  • 2026年2月16日
    怠惰の美徳 (中公文庫)
  • 2026年2月12日
    鳥たち
    鳥たち
    あまりに主人公が痛切で、読む時期を悩んで5年くらい積んでしまった作品。宮本輝との対談「人生の道しるべ」で触れられており、時が来たので読んだ。 幼い時期にアメリカで共同生活をし、お互いの母を自死で亡くしたまこちゃんと嵯峨。日本に戻り、母の記憶を辿りながら自分を開示できる大人や友人を見つけ、ようやくいまの自分と出会いなおす物語。 最初から明るいテイストではなく、死の匂いがぷんぷん。大学での妬み嫉みはあるし、運命共同体である嵯峨との関係が噂立てられたり、悪夢も見る。嵯峨と教授はそんなまこちゃんをよく理解していて、男の優しさを男の言語で伝えようとする。嵯峨は距離が近すぎるからかなかなか伝わらないけど、教授が大人として先生として話してくれる時、すべてはつながる。 もうラストはボロ泣き。そしてやっぱり今でなければ読めなかったと確信する。ばななさんの作品には、たまにこういうタイミングがかちっとはまることがある。
  • 2026年2月12日
  • 2026年2月11日
    私的応答
    私的応答
  • 2026年2月11日
    生活フォーエバー
  • 2026年2月11日
    朝と夕
    朝と夕
    心が透明に澄み渡って浄化されていくような読後感。朝は生命のうまれるところ、夕は生命のとじるところ。赤ちゃんが産まれるときの声や音のたくさんの表現に、「オギャー」だけでなくそうそれ、と涙が出そうになる。走馬灯のような過去の追体験を通して、ヨハネスの人生が浮かび上がる。そして親友に連れられて、末っ子に看取られて、まただれかの朝がくる。
  • 2026年2月9日
    短くて恐ろしいフィルの時代
    短くて恐ろしいフィルの時代
    本当に…うんざりとした気持ちで昨日から今日にかけて読んだ。さまざまな部品により構成される内ホーナー国、外ホーナー国のみなさん。フィルは脳が外れる仕様により、これまで良識のもとに判断を重ねてある程度の地位をキープしてきた彼も、全能感を感じることの気持ちよさゆえに脳を故意に外して暴走するのだなと感じた。逆にこの作品が独裁者を生むための教科書になってないか心配だ。
  • 2026年2月9日
    はくしむるち
    はくしむるち
  • 2026年2月7日
    劇画ヒットラー
    劇画ヒットラー
  • 2026年2月7日
    ヒトラーはなぜ戦争を始めることができたのか
    ヒトラーはなぜ戦争を始めることができたのか
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