高橋|往来堂書店 "翻訳者の全技術" 2025年4月16日

翻訳者の全技術
書き下ろしではなく書き起こしの本だが、それでも(だからこそ?)口の悪さが際立ってて最高だった。存命であろうが個人であろうがお構いなしに名指しでズバズバ批判していく、それもただ口汚く罵るだけではなく「こういう理由でクソなんだ」とど正論パンチをかますものだから痛快だ。しかし「幻滅」のくだりだけは本当に切実な問題だ……。自分にもいずれ、憧れの作家に幻滅していく時期がやってくるのだろうか。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved