
ヨル
@yoru_no_hon
2025年4月16日

読書の日記
阿久津隆
読んでる
(検索にないZINEなのでこちらで投稿させてもらう)
友の日記を読む夜。寝かしつけをしたあと、息子の布団に入ったまま『夜と本』を開く。
『忘れられなくなることのほうが怖いことを知りながら、忘れてしまったことの多さにたじろぎ、泣きたくなった。』(p4より引用)
忘れたいのに忘れられない傷や痛みを抱えながら、それでも生きると決めて生きてきた今日まで、人間というものは痛みを忘れるようにできているものなのね、とここ最近、改めて思ったことだった。それは、今が充分すぎるぐらい幸せで、心が満ち足りているからなのか。それでも忘れられないと苦しんでもがいでいた日々を、今も必死に思い出そうとしている。そのために日記をつけようと思った日々のこと。友の日記を読んで思い出した。
夜をテーマにした本屋とほん刊行のZINE『別冊ブックレットホン 夜と本』エッセイや日記、店主のおすすめ本の紹介など、この一冊にぎゅっと詰まっています。まさに眠れない夜にぴったりのZINE。枕の下に忍ばせておいてお守り代わりに読むのもおすすめ。
【目次】
なおむ 「ささやかな響きを」
ゆい奈 「おやすみ、またね、またあした」
眠りにつくまで
眠れない夜の
夜更けに読みふけ
小川未明 「月夜と眼鏡」再録
古井フラ 「夜の青空」
翼木空人 「夜の往還」
とほんさん以外にも取り扱っているお店もあるようなので、チェックしてみてください。










