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ヨル
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@yoru_no_hon
本のこと 日々のことをつらつら書きます。
  • 2025年10月2日
    ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2
    ブレイディさんの本を読んでると世界を知りたくなる。無知な自分を恥じる。もっと勉強したくなる。 「誰かのことをよく考えるっていうのは、その人をリスペクトしてるってことだもんね」p.31 「ヒジャブは女性への抑圧と差別のシンボルだから、一国のリーダーならよけいに被ってほしくない。」p.28 「この曲を作ったのはサム・クックですが、彼にインスピレーションを与えたのはボブ・デイランでもありました。ボブ・ディランの『風に吹かれて』というプロテスト・ソングを聞いたサム・クックが、それに大いに触発され、自分もこのような歌を書くべきなのだ、書いてもいいのだ、と思って作った曲が「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」です。そのことを我々は覚えておくべきだと思います」 副校長は一度も「黒人」「白人」という言葉を使わなかった。けれども、白人のボブ・デイランが人種差別に抗議する曲をつくり、それに黒人のサム・クックが触発されたという、人種の垣根を超えたインスピレーションについて語っているのは明らかだった。p.40 「僕自身も大好きな曲だから、妙な加工を施して台無しにはしてほしくない。でも、他人を罵倒するときに「FAGGOT』という言葉が平気で使われた時代があったことは忘れるべきではないし、この曲を覚えた小さな子どもが『FAGGOT』と嬉しそうに大声で歌っている婆はやっぱり見たくない。大人は、この言葉がどういう言葉なのかきちんと子どもに説明する必要があると思う」p.182
    ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2
  • 2025年9月13日
    読書の日記
    読書の日記
    阿久津さんの日記を読んでいると自分も日記を書きたくなって、少し読んでは自分も書いてまた少し読んで書いて...の繰り返し。永遠に読み終わらないかもとも思ったし、永遠に読み終わらなくてもいいと思いながら読んでいたけど、ついに読み終わってしまった。でも大丈夫、続きはちゃんと手元にあるの。《食べるように読んでいる》わたしも阿久津さんの日記を食べるように読んでいるのだと思うの。
    読書の日記
  • 2025年9月10日
    もものかんづめ
    もものかんづめ
    今週末に従姉妹と《さくらももこ展》にいくので『もものかんづめ』をひっぱりだしてくる。文庫本よりも単行本のフォルムがかわいいので集め直したくなっている。 あんなにおもしろおかしく書かれているエッセーだけど、最後に「メルヘン翁」のよせられたコメントに対して書かれていた文章が印象的。わたしの家も同じような状況だったから少しわかるなあと思いながら、それをキッパリと言葉にしている著者がかっこいいなあと思った。 『私は、血のつながりよりも、接する事になったその人を、自分はどう感じるか、自分はその人を好きか嫌いか、という事からつきあいを始めている。私は両親が好きだ。姉も好きだ。血のつながり以前の基本的な想いである。そしてそれが愛情へと行きついている。もちろん、親は子供が産まれた時点で好き嫌いなどとうに超えて愛情を注いでいるし、私自身もそれを感じて育ってきたから、今まで好きや嫌い等といった気持ちは、親に対してもった事もない。だか らこれは"身内だから"とか"血がつながっているから"等という前提をはずしたうえで、個人としての考え方や方向性の、好きか嫌いかを見た場合の感想である。』(p217) 最後の結婚したあと性が変わったことに対してのことばも印象的。 『私は、親の所有物として生きてきたつもりはなく、親もそのような気持ちを持った事は一度もないと思う。 親にとって私や姉は、お腹の中からやってきた、これから一緒に喜んだり悲しんだりする、いとおしい仲間であった。 父は、自分が姓が変わってしまう経験がなかったものだから、何だか一層感極まってしまったのであろう。 姓が変わる事なんて、そんなにたいした事はない。水だって、行きたくて空へ昇って、固まって落ちてきたら雪と呼ばれるようになる。それと同じだ。私も行きたくてお嫁に行って呼び名が変わった。 雪は溶けてまた水と呼ばれるようになる。できる事なら私は万年雪でありたいと願う。』(p232)
    もものかんづめ
  • 2025年9月9日
    三体3 死神永生 上
    三体3 死神永生 上
    遅ればせながら読了。人間ってほんと勝手な生き物。
    三体3 死神永生 上
  • 2025年9月4日
    ギンガムチェックと塩漬けライム
    《著者が読んだ名著、おすすめの本》的な本はついつい手に取りがちなのだか、今回は翻訳者であるのとかわいらしい装丁に惹かれて手にとった。青のギンガムチェックに弱い。調べてみたら日本でも昔から着物に使われていたりして、今までは全く意識してなかったけどあれもギンガムチェックになるわけだ。(日本では格子柄とよばれていた。アジア南諸島から伝えたれたということも以外だった。) くぼあやこさんの装丁もとてもかわいい。 翻訳者ならではで、英文での読み方や文法などに関することも書かれていたりして、英語が勉強したくなった。原書でも読みたいという憧れはある。遠い目。ネタバレは結構する感じだったので、あとで読みたい本はパパっと飛ばして読んだことがある本やネタバレしてもいいもの(まあすぐに忘れるのだが)はじっくり読んだ。 『レベッカ』や『ねじの回転』は読みたい欲が増して、ちょっと懸念してたアトウッドの二冊も読みたくなったし、『読書の日記』や『ケアの倫理とエンパワメント』から引き続きウルフの名前が出てきて、たま子さんがウルフ沼にハマっているみたいなのでわたしもウルフにいきたいなあと思ったり(でも読みはじめるなら『ある作家の日記』からがいいなあ)と思ったり、色々とっちらかってるけど、総じてたのしい読書時間でした。
    ギンガムチェックと塩漬けライム
  • 2025年9月1日
    ケアの倫理とエンパワメント
    0901 キャロル・ギリガン、ヴァージニア・ウルフ、『ジェイン・エア』やギリシャ神話...さまざま作家や文学からケアとは何かを紐解いていく、小川さんの発想に惹かれる。ケアをすることの必要性・重要性と個が自立することの価値...わたし自身もむずかいし問題だなとつくづく思っている。 ここ最近ずっと眠気とだるさが続いている、本があまり読めていない。息子を見送ってから自分の朝ごはんを作ってのろのろ食べる。書きながらの読書はどうしてもスローペースになってしまってもどかしい。読みたい気持ちと書きたい気持ちとの間に板挟み状態。
    ケアの倫理とエンパワメント
  • 2025年8月28日
    読書の日記
    読書の日記
    夏と読書と流れ梅、相性抜群。
    読書の日記
  • 2025年8月26日
    記憶の旗を立てる〈8月15日の日記集〉
    (同じものではないけれど、本書が出てこなかったのでここにのせます。) 『日常をうたう』椋本湧也 戦時体験者である椋本さんの祖母のインタビューを聞いてから書かれた、27名の8月15日の日記集。 戦後80年だそうで、あの頃の悲劇は絶対くりかえしてはならないと誰もが思っていることだと思うけど、それは絶対起こらないといえるのか...と、今の世の中を見ていて時々思ってしまう。自国のことだけじゃない、ウクライナやガザ、その他の紛争地域。人が人を殺すこのに意味なんてないのに、なぜこうも終わりがないのか、終わろうとしないのか。そんな憤りを抱えて開いた日記には、それぞれのあたり前の日常が綴ってあった。あたり前に明日が来ること、夜の怖さを恐れないでいられること、おいしいごはんを食べることができること、すきな人と一緒にいられること。 あたり前だけどあたり前じゃないありふれた日常を大切に、そのことを忘れないで生きてきたい。 第2弾の『記憶の旗を立てる』こちらも読みたい。 『わたしが今日「普通の日」を過ごせたのは、明日があるからだった。 昨日と今日と明日が当たり前に連続していく感覚の中に、ほとんど無意識にいる。 そのことが、わたしに「普通の日」を過ごさせる。 「普通の日」と言ったのは特筆すべきことがないという意味だけれど、いつもとそう変わらないことがあったとも言える。 いつものように食べて、いつものように働いて、いつものように電話をした。 「いつも」があった。 それは、とりとめのないことだろうか?』(p.92) 『もうすぐあたらしい「今日」が来る。 平等な「今日」とともに、とりとめのない「いつも」がありますように。 それぞれのうたを、明日も。』(p.94より)
    記憶の旗を立てる〈8月15日の日記集〉
  • 2025年8月23日
    時の旅人
    時の旅人
    0823 昨日退院して家に帰ってくる。2泊3日の入院生活だった。短かったけど入院中に病棟で夏まつりがあったり夕食にアイスが出たりと、いつも以上におたのしみがたくさんあってたのしい入院生活だったようだ。しばらくは手術も入院もないようなのでほっとしている。息子の方は保育士さんや看護師さんたちと会いたいからまた入院してもいいよと言うのだろうなあ。 入院生活から読みはじめた『時の旅人』療養のために大叔母の家(サッカーズ農場)にあずけられることになったアリソンとイアンとペネロピーが、ちょうど大叔母と対面したところから読み進める。とびきり大きくて丸い赤い顔のバーナバスおじさんと背中は曲がっているけど小柄で顔は少女のようなティッシーおばさん。2人のすべてが詰まっているすてきな家での温かみのある暮らしに心癒される。ペネロピーがどんな成長をとげるのか、歴史、タイムスリップものでもあるからたのしみである。 「暖炉の明りと金色の照り返し、ゆったりとあったかいアクセントではなすおじさんたちの声、天井のあちこちにぶらさげてあるハーブの束から部屋じゅうにただよういいにおい。すばらしい第一夜でした。私はほとんど話をせず、人の話にも耳を傾けずに、部屋の隅の暖かい火のそばにすわって、薪のはじけるのや、銅の食器類の上でちらちらしている光を見つめていました。バーナバスおじさんがそばにいました。私は、自分がいつの間にか、おじさんにくっついていたことに気づきました。おじさんは、なにかの、とてもいいにおいがしていました。あとになって、それはカウケーキという牛の餌のにおいだとわかりました。私はおじさんのざっくりした上着によりかかって、目をつむっていました。やがて、ろうそくに火がつけられ、私たちはつまずき、つまずき、二階へ上がりました。ティッシーおばさんも、暖炉の火のまん中から取ったまっかな燃えがらを銅の火のしにいっぱい入れて、いっしょに上がってきました。おばさんは、その火のしで私たちのシーツを何度もこすって温め、それから、おやすみのキスをしてくれました。私は、やっとのことで服をぬいで、まっ白なベッドの中にころがりこみました。雪のように白いベッドは両腕をひろげて待っていてくれて、すっぽりと、私を抱きしめてくれました。」(p42より)
    時の旅人
  • 2025年8月21日
    Hanako(ハナコ) 2025年 9月号 [ムーミンと、夏のアート旅。]
    0821 息子の手術も無事終了し術後も良好。レゴブロックで遊んだり、DVDを観たりして過ごす。 コンビニで最高な二冊を見つけ即購入。ムーミン特集見てるだけで至福。空き時間が豊かになる。
    Hanako(ハナコ) 2025年 9月号 [ムーミンと、夏のアート旅。]
  • 2025年8月21日
    時の旅人
    時の旅人
    0821 昨日から息子と入院生活。前回同様10日以上の入院のつもりで準備してしたのに、2泊3日で退院できるかもしれないといわれ拍子抜けする。持ってきた大量の本を横目に昨日の夜は無心で寝ることにした。早く退院できることはうれしいのだが、新学期にも間に合うし、息子も学校には行きたがってるようだし。ただ、わたしの気持ちが追いついてない。息子よりわたしの方が夏休みからぬけだせていない(笑) 『時の旅人』を開く。今晩は本をしっかり読みたい。
    時の旅人
  • 2025年8月17日
    本を贈る
    本を贈る
    ぼくがつくりたいのは、ただ読むためだけの本ではない。そうではなくて、家に大切に持ち帰りたくなるような本、誰かに贈りたくなるような本だ。 本屋さんで出会って、気になって、自分へのプレゼントのように思って、レジに持っていく。そして、抱えるようにして家へ持って帰る。 読むのはいつでもいい。気が向いたときにページをめくればいい。 それよりも、部屋のどこに置くか。本棚があれば、どの本の隣りに並べるか。 じゅうぶんな本棚がなければ、食卓の近くか。それともベッドの近くか。とっておきの陳列棚があればそこに。なければどこかに。 そのたいせつな本は、あるいは、友人の部屋のどこかへと運ばれていく。(p.10~11より)
    本を贈る
  • 2025年8月16日
    目をあけてごらん、離陸するから
    0816 今年の夏は人と会うことが多かった。本を読むときもわざわざ人の中に身を置いて読む状況を無理やりつくっている。雑音の中でもガンガン読めるので気にならない。むしろ今年は雑音があった方がいいみたいだ。 『ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー』を再読後、読了。『真夜中のパーティー』『作家とおやつ』を読了。今は読みかけだった『ケアの論理とエンパワメント』をノートを取りながら読んでいる。『ジェイン・エア』『フランケンシュタイン』も読みたい。 来週には息子との入院生活がはじまるのでずっとそわそわしている感じ。日程がズレてしまったこともあってまた変更にならないか、気が気じゃない。無事におわるといいが。持っていく本は事前に選んでいたけど、読んでしまったものもあるのでまた選び直さねば。さて、何を読もうか。
    目をあけてごらん、離陸するから
  • 2025年8月6日
    作家とおやつ
    作家とおやつ
    0806 大きな雷の音で目が覚めた朝。ゴロゴロ...ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!バン!バン!バン!!!というような雷で、聞いたこともないような音に少し怖くなる。雷ってこんな音だっけ?隕石か何かが地上めがけて叩き落とされたような音だなと思った。この前映画「TOKYO MER 南海ミッション」を観てきたばかりだったから最悪な状況を思い浮かべてしまう。何も被害がないといいなと思う。大雨、雷、洪水注意報が出ている。 息子がご飯を食べている間、『作家とおやつ』をパラパラめくる。スコーン作りたい。
    作家とおやつ
  • 2025年7月26日
    真夜中のパーティー
    真夜中のパーティー
    『トムは真夜中の庭で』がとてもすきで、フィリパ二冊目。無邪気な子どもの中に大人を見る瞬間があり、少し切なくもあるが、こうやって徐々に大人になっていくんだろうなあ(なってきたんだろうなあ)と、読みながらぼんやり思う。 表題作の「真夜中のパーティー」の中で、アリソンが作ったマッシュポテトで作るパラダイスケーキがおいしそうで...。仕上げにバターとか罪。しかも寝ぼけながら食べされられるとか(笑)
    真夜中のパーティー
  • 2025年7月25日
    ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
    『さみしい夜のページをめくれ』を読み終えて、タコジローが選んでいたこの本を読みたくなる。黄色と緑の付箋は4年前につけたもので、青い付箋は今読みながらつけているもの。
    ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
  • 2025年7月15日
    がっこうはじごく
    「あなたの話が聞きたくて、ここにいる。わたしのことを知って欲しくて、学校にいる。」 ことばだけじゃなくて、心からそう思ってくれる先生、人がいれば、学校という変な場所にも苦しまずに、もっと気楽に、いけるのだろうなあと思う。 【だいじょうぶ 急ぐ旅ではないのだし 急いでいないし 旅でもない/宇都宮敦】こんな短歌を送ってくれる堀さんはすこぶるかっこいいと思う。「先生じゃないみたいな先生」自分とただの人として関わろうと思ってくれる先生がいることは、とても大きいことだとわたしは思う。 今年のマイベスト本。大きくなったら子どもたちにも読んでほしい。
    がっこうはじごく
  • 2025年7月2日
    オックスフォードの女性哲学者たち
    オックスフォードの女性哲学者たち
    読みたい。
  • 2025年7月2日
    さみしい夜にはペンを持て
    読みたい本と手に取る本がちがったり、いまひとつぐっと読書に入り込めない。 おじさんとタコジローの会話が身体にしみていく日々。
    さみしい夜にはペンを持て
  • 2025年6月30日
    薬屋のひとりごと(15)
    薬屋のひとりごと(15)
    はあ~~~ん、もう最高におもしろすぎた/// (や~っと9巻以降買って、今朝5時頃まで読んでて、そのあと田んぼにも入ったから今め~っちゃ眠い。けど今後の展開に興奮して寝る気になれない。猫猫かわいい猫猫かわいい猫猫かわいい猫猫かわいい!!!!!!!!!また一から読みなおそうかな。)
    薬屋のひとりごと(15)
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