りょう "世界の適切な保存" 2025年4月17日
りょう
@ryozy
2025年4月17日
世界の適切な保存
永井玲衣
読み終わった
前作の『水中の哲学者たち』につづいて読んだ。 掴めそうで掴めないものになんども手を伸ばすような文章は、著者が哲学対話を実践する人だからだろうか。 世界の適切な保存とはこういうことか、という明確な回答があるわけではない。適切に保存したいと願うこと、それをつづける先に光が見えるのかもしれない。 断言ではなく、ためらい、口ごもりながら考えつづけること。そのことの価値にあらためて気づかされる。
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