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2025年4月17日

紙魚の手帖Vol.21
似鳥鶏,
町田そのこほか,
辻堂ゆめ
読んでる
笹原千波(ささはらちなみ)さん「限りある夜だとしても」
"人格および身体のデータが個人としてのまとまりを維持することをやめてしまったようだ"から、人格データが意志をもって電子上の消滅を選んだのかと思ったがそうでもないみたい。
冒頭のシーンのように体を借りる手もなくはないのだろうが、三森はきっとそうじゃない、と言うんだろう。
思わず吹き出して「ランプの魔人みたいなやつ」が三森の(夫(つま)と)ふたりの子どもに現れてくれるとわかった三森は納得できる決断を下せるだろうと予感させるラスト。