
シクロ
@sicrobei
2025年4月18日

性格診断ブームを問う
小塩真司
読み終わった
小塩先生が16 personalitiesで測定しているのは何かを解説しているnoteを読んでこちらも購入。このシリーズは飯村さんの「HSPブームの功罪」以来。どちらの本も問題意識は共通している。自分の興味は「自分や他人を理解するための概念が流行ることを良いことだと思いたいが、そこにある落とし穴はなにか?」ということだと思う。分かりやすさと厳密さは表裏であって、各種バイアスによって分かりやすさが暴走することもあるし、分かることが分けることに変質してしまうこともある。MBTIが企業で使われてるか、その歴史も面白かった。
P.64 自分を理解するというのは、お手軽に性格診断の結果を知ることではありません。それは、「自分について語ることができる」ことを指します。



