性格診断ブームを問う

性格診断ブームを問う
性格診断ブームを問う
小塩真司
岩波書店
2025年4月8日
37件の記録
  • 🌟
    🌟
    @37815
    2025年8月22日
  • SNSの自己紹介でよく書かれている四文字のアレについて批判した一冊。 コロナ禍前には16personalitiesを使ったコンサルティングなどという、かなり怪しげなサービスも見かけたものだが、昨今はどうなのだろうか? わずか80ページ足らずの小冊子なので、出張するときに持っていって、新幹線のなかで読み切りたい。
  • あかね
    あかね
    @inside24412
    2025年8月7日
  • 餃子
    餃子
    @reads_3
    2025年8月2日
    バーナム効果
  • あさげ
    あさげ
    @asage
    2025年7月27日
  • m4
    m4
    @m4
    2025年7月13日
    2周目。 性格診断は専門家が使うツールであること。楽しければ良い、といいながら確証バイアスによって差別を生む可能性があること。自分を知ることは性格診断の結果を見ることではなく、自分について語ること。人間関係はコストパフォーマンスもタイムパフォーマンスも悪いものであること。
  • インターネットなどで気軽に受けることができる、性格診断(特にMBTI理論という理論に裏付けられていると言われている16 Personalitiesを中心に)の危うさについて、パーソナリティ心理学の研究者が書いた一冊。第1章は本家MBTI理論を紹介した上で16 Personalitiesがそれによる診断とは別物であることを紹介し、第2章ではなぜそれを楽しいと感じるのかについて解説していない。  しかし、本書の特徴は最後の第3章にある気がする。本章では、その楽しさを疑うということをしている。私自身もなんだかんだ16 personalities受けたことあるし、そういう話を楽しいと思うことがある。でもその上で「まぁ、話題になれば良い」とか「一つの参考に」みたいに、「そこまで信じていませんよ」みたいな言葉の保険をかけながら楽しんでいた。ただ、正直、そうやって言葉の保険をかけておけば良いやみたいに思っていた。しかし、果たして自分は何に言葉の保険をかけているのかハッキリしていなかったと思う。  さて、本章にはこんな一節がある。 「性格診断というものは、そこまで絶対的なものではないからこそ、楽しむことができるということになります。確かに、「遊び程度」で楽しむことは可能でしょう。しかし一方で、ここまでに説明したように「楽しいのはなぜか」を少し考えてほしいのです。その楽しみの中に、曖昧な結果に対して同意を得て、自分が思っていることを確証し、そのうち重要な決定のよりどころにしてしまうようなプロセスは存在していないでしょうか。」(p.61) 本書の主張はこの一説に集約されている気がする。私自身、「楽しいのはなぜか」を考えることで、自分の中でブラックボックス化してしまっていた言葉の保険をもう少し明確なものにできる気がする。読み終えて思うのは、詰まるところ性格診断は都合のいい言い訳にしやすいから危ないのかなと納得している。  多分、性格診断ブームはこれからも続くと思うしそういう話題をしてしまうこともあると思う。でも、頭の中にこの本から学んだことを置いておいて、たまに取り出して振り返りながらほどほどに付き合うのが良いのかなと思う。  たびたび発信しているが、岩波ブックレットはどれも大体50ページくらいで2時間程度で読み終えることができる。内容も読みやすくて、新書に不慣れな人や、中高生にもぜひお勧めしたい。本書もその一つであり、ぜひ興味を持った方は気軽に手にしてほしい。最近本の値段も高騰しているけれど、本書は680円。多分ランチ一食より安いのでは?笑。是非是非お勧めです。
  • つばめ
    つばめ
    @swallow3
    2025年7月12日
  • m4
    m4
    @m4
    2025年7月12日
  • あさげ
    あさげ
    @asage
    2025年7月5日
  • まる
    まる
    @hon_yomuyo1212
    2025年7月2日
    mbti診断嫌いだから笑、気になる😂
  • えびちり
    えびちり
    @ebichiri
    2025年7月2日
  • あ
    @i_am_not_yeti
    2025年5月23日
  • オケタニ
    オケタニ
    @oketani887
    2025年5月21日
    ・MBTIは商標登録されており、世に流通しているものは本書でMBTI?と表記されている。 ・タグ付けされることへの危機感を「やっぱり」の膨張から問う。機会損失、差別、へつながると。 ・パーソナリティ(性格)という語を読む中で、ラジオのパーソナリティってどこから来た言葉?となった。 ・欧米は早かったらしいが、日本で最初は1967年初代オールナイトニッポンのDJを務めた糸居五郎。アナウンサーなのだが、番組の"個性"を個人がつくるムードで前面に出す役割、という意味でのパーソナリティ。
  • 粉砂糖
    @agiehebd
    2025年5月21日
  • あ
    @i_am_not_yeti
    2025年5月20日
  • 喜多倉
    喜多倉
    @kitakura473
    2025年5月17日
  • ちえY
    ちえY
    @Chie_Y
    2025年5月11日
    MBTIもどきを流行らせてる人間心理はなんなのか
  • HAM
    HAM
    @snoach22
    2025年5月11日
    気になる話題 一応会話のネタとして自分もやっているけど、見かけたり話すたびにもやっとする
  • 左右
    左右
    @hidari_migi
    2025年5月11日
  • ひなこ
    ひなこ
    @hnk927
    2025年4月21日
    ようやく読めた!!!!!! 終わり方、「私はちょっと悲観的です…」で職場にも関わらず笑ってしまったけど、「性格診断にこだわるよりは、多くの体験をして、対話を積み重ねるほうが良いのではないでしょうか」が全てだと思った。 大学の最後2年間で心理学のこと勉強してフロイトとかコフートとかたくさん本読んだけど、やっぱり結論として「人間のことなんかわからない」。だから、インスタントにわかろうとしないで、他の人間とも自分とも対話を続けること。そのためには礼儀と信頼関係を大事にすること。結局そこに行き着くと思った。 ユングも読みたいな〜
  • 辰巳
    辰巳
    @divinus-jp
    2025年4月20日
  • シクロ
    シクロ
    @sicrobei
    2025年4月18日
    小塩先生が16 personalitiesで測定しているのは何かを解説しているnoteを読んでこちらも購入。このシリーズは飯村さんの「HSPブームの功罪」以来。どちらの本も問題意識は共通している。自分の興味は「自分や他人を理解するための概念が流行ることを良いことだと思いたいが、そこにある落とし穴はなにか?」ということだと思う。分かりやすさと厳密さは表裏であって、各種バイアスによって分かりやすさが暴走することもあるし、分かることが分けることに変質してしまうこともある。MBTIが企業で使われてるか、その歴史も面白かった。 P.64 自分を理解するというのは、お手軽に性格診断の結果を知ることではありません。それは、「自分について語ることができる」ことを指します。
  • 仲嶺真
    @nihsenimakan
    2025年4月14日
    とはいえ、今や多くの人々が自己紹介でアルファベット四文字を示す様子や、インターネットのプロフィールにも書かれている様子を目にすると、なかなか私が言いたいことは伝わらないかもしれない、とも思いながらここまでの文章を書いています。 p.67 『性格診断ブームを問う』
  • 仲嶺真
    @nihsenimakan
    2025年4月14日
    「本書は、「どうして私たち(特に若者たち)はインターネット上の性格診断(MBTI?)にハマるのか」、「手に入れた診断結果をどのように考えるべきなのか」、「性格(パーソナリティ)検査とはそもそもどのようなものであるのか」といったことについて考えていくことを目的としています。」p.4
  • とっても気になる話題。たしかにどうしてこんなにブームになったんだろう?見つけたら買ってみたい📖
  • ピカット
    ピカット
    @pkt0107
    2025年4月12日
  • 昆布川
    昆布川
    @knbwkmmz
    2025年4月8日
    性格診断を楽しむことそれ自体が自分の信念を確証するプロセス(=自分の意見に同意を得られるから楽しい)だという指摘になるほどと思った。 パーソナリティ心理学の専門家による、性格診断の安易な流行の批判に触れられるのはありがたいことだな……
  • 蚊聞
    蚊聞
    @mmoskito
    2025年4月4日
  • 鷹緒
    鷹緒
    @takao_tanka
    2025年4月4日
    大流行ぶりにモヤっていたのでありがたい本
  • ひなこ
    ひなこ
    @hnk927
    2025年3月17日
    巷のMBTIは心理テストくらいの意味合いで接していたら、意外と真実だと思っている人もいるらしいと知って怖くなった。インスタントに他人を、自分をわかった気になれるからこういう心理学の濫用は怖い。やはり小塩先生。
  • いぬため
    いぬため
    @inutame
    2025年3月13日
    Twitterで見たやつ (本とは関係ないけど今とにかくTwitter離れしたいので今度からはReadsで見たやつ〜って言えるようになりたいなって思った)
  • 積み本lover
    積み本lover
    @marieeads
    2025年3月12日
  • bus
    bus
    @busco
    1900年1月1日
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