橋本亮二
@hashi_shi
2025年4月18日

文藝 2025年 5月号
文藝編集部
読み始めた
まず対談から。鈴木涼美さんと勅使川原真衣さんが交わした言葉が「能力主義から降りる 傷つきを語る、もうひとりのわたし」と題されている。自分は男性で、平成と令和のあいだの部署で働いていて、ここ数年の首傾げがすとんと落ちた。対談でも救われる。
【特別企画 東京の午後を散歩する】柴崎友香さん「歩くと思い出す」×パク・ソルメさん(斎藤真理子さん 訳)「野菜の買い物」がとてもよかった。同じ時間を過ごしたふたりが、それぞれに書くエッセイ。三河島周辺でゲーム台のある喫茶店と柴崎さんが記述していて、もしかしたらと思ったらパク・ソルメさんが「ウイーン」とはっきり書いていた。四年前か、そこでデザイナーさんとリトルプレス制作の打ち合わせをした。レモンスカッシュとレモネードを頼んだように思う。忘れていたものにテキストで再会できることは嬉しい。








