
sato
@sato_sa
2025年4月18日
他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ
ブレイディみかこ
読んでる
7章
迷惑をかけるは日本独特の概念らしい。
迷惑をかけたくない、は迷惑をかけられたくない、とセットなので、他者を慮っているようでいて、実際には他者を断絶し個で生きようとしている。それはつまり他者の靴を履くこととは真逆の行為では、という話。
対照的に、「guilt(罪悪感)」は、人との繋がりがあるからこそ感じるもので、罪悪感を解消してハッピーでいたいと願うなら、利他的にならざるを得ないという。
でもこれはこれでとても大変。ちょっとの罪悪感は無数にある。面倒とか、みんなそうとか、見なかったことにしたり社会のせいにしたり。そうやって生きている。
だけど自分一人の行動や考え方で自分の罪悪感が消せて、誰かのなんらかのためになるなら、それが一番いいのはわかる。
道のりは長い。


