
fuyunowaqs
@paajiiym
2025年4月20日

再読
読んだ
1890〜1920年代のロシアで活動していた15名の女性詩人たちの生涯と作品を紹介したアンソロジーのような一冊。作者の実際の人生と創作作品の内容を重ね合わせるような読みはあまり好きではないが、知らない分野なので冒頭からすべてをゆだねて読んだ。
82ページから紹介されたリュボーフィ・コプィローワの詩に驚いた。子どもの頃から疑問に……というかモヤモヤしていた、よくわからないまま放っておいた聖書のある部分について、みずみずしい痛みを掘り起こして色を与え、切実な訴えとして綴っていた。
