さみ
@futatabi
2025年4月20日

能力主義をケアでほぐす
竹端寛
読み終わった
この本を買うかどうか決めるとき、いくつもの本の感想が編集された本、というものの読み方をよくわかっていないけれど楽しめるかなというのがあった。ひと月かけて読み終わって思うのは、そのスタイルは、今変わりつつある自分の本の読みかたに影響を与えてきたものだなと。感想は長すぎず断片的なものもあれば別の作品と有機的に繋がったり、あとから眺めたらひとつのテーマが浮かび上がったり、それが自然に実践させられて?いて、さらに彗星のごとくあらわれてくれたReadsの特性によって、読んだら(なんか書きたくなったら)ちぎる、をあまりに気楽に行えるようになって停滞していた思考をすぐべりべり切り離せる、切り離しっぱなしのこともあるし、記録を見返すことで新しい思考と繋がりやすくもなって、あと楽しく本を買わせてくれるいくつもの書店、本を読ませてくれるいくつもの喫茶店のおかげで今とてもいいかんじです。


