あずき(小豆書房) "いつかみんなでごはんを" 2025年4月21日

いつかみんなでごはんを
「解離性同一性障害」 著者の碧月さんの中には、主人格の他に6つの人格が存在し、交代で碧月さんを守ってきた。そんな碧月さんの日常を綴ったエッセイ集。 「みんなで、飯食えたらいいのにな」 というパートナーの方の言葉が、読む側にも温かくどこまでも優しく伝わってくる。 知らないことに対してはどうしても構えてしまう。差別や排除はそこから生まれるのだと思う。この本に出会えてよかった。
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