
りなっこ
@rinakko
2025年4月21日

エドワード三世
ウィリアム・シェイクスピア
読み終わった
初期の歴史劇で、シェイクスピアの作品として認められたのがここ数十年のこと、共同執筆説と単独執筆説があるらしい。
エドワード三世はイングランドにおける偉大な王のひとり(ガーター勲章の創始者)だが、いま一つ名君という描き方はされていなくて、当時のチューダー朝への配慮だったのかも知れない。前半における伯爵夫人への強引な求愛は如何なものか。
黒太子は流石に凛々しくて、訳者による“ハムレットと全く同じ死生観”という指摘にもなるほど…と。

