𝘪𝘯𝘰𝘳𝘪 "塩狩峠" 2025年4月25日

塩狩峠
塩狩峠
三浦綾子
登場人物がみんなどこか愛くるしくていいな 信夫、死んでしまったか、信夫……と思って泣いた 小説を読んで泣くのは久しぶりだった p.262『その移り変わりの早い雲の形を眺めながら、信夫は、 「はかないなあ」  と、思わずつぶやいた。それは信夫自身の姿のように思われてならなかった。人間はあまりにもさまざまに変わっていく。』 p.348『「わたしね、み心のままになさしめたまえって、いつも祈っていましたの。でも、神様のみ心のとおりになるということは、ずいぶんつらいことですわね」』
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