
ロッタ
@rotta_yomu
2025年4月11日

楽園の楽園
伊坂幸太郎
読み終わった
主人公五十九彦(ごじゅくひこ)と仲間の蝶八隗(ちょうはっかい)と三瑚嬢(さんごじょう)は「転軸」を探す旅に出る。
伊坂さんらしいちょっとひねくれた西遊記へのオマージュ?わたしは西遊記の内容をまったく知らないのでどこまでなぞられているのかはわからない。
100ページちょっとの薄さとカラーの美しい挿画は大人の児童書(変な表現〜)みたいだと思った。
AI(人工知能)、ヒト、アダムとイブ
伊坂さんの危機感?警鐘?が物語に込められているのかなあと勝手に想像したんだけど、漠然と感じるもうどうすることもできないのではないかという思いは、ヒトに待っている未来のひとつなのかもしれない。
それでもわたしはいつか伊坂さんに、ヒトに未来はあるとヒトの未来だって美しいとほらみてごらんと、思いっきり楽しく壮大な嘘で夢をみさせてほしいと願う。
伊坂幸太郎といえばの懐かしい喋るあの人(?)も出てきたよ!あとそろそろ伊坂さんの長編が読みたいですよね。ね!
