こよみ
@Candy_Noisily
2025年4月23日

ゲーテはすべてを言った
鈴木結生
読み終わった
なかなかに難しかったけど、あるシーン以降(読んだ人は分かるかも)どんどん読み進めてしまった。面白かった!
キラッと光る言葉が多くて、特に好きだったのは
「~しかしなんとなく語感や字面が近いといってもまだ万葉集と百葉箱くらいの開きはあった。」(p43)
「~などと浮き憂きしてきた。」(p44)
の2つ。前者の文が出てきた時「この作品は間違いない!」って確信できた。
ラストシーンも美しく、素敵な作品だった。
