
ときしぐ
@tokisig
2025年4月24日

源氏物語(4)
アーサー・ウェイリー,
紫式部
読んでる
読書メモ
浮舟読了。
情熱的に愛してくれるニオウと静かで穏やかな愛をくれるカオル、どっちがいいかと当時は盛り上がったりしたのかなぁと思いを馳せる。
ずっとアゲマキに似てるとカオル視点で話が進んでいたけれど、ニオウ視点では一度もコゼリと似てるなんて話はでなくて、1人の女として愛してくれていたのはニオウだなと思う。
かといってニオウを選ぶのも違うと私は思う。2人のうちどちらかを選ぶのは難しすぎる…。
あの不貞未遂事件以降、ウキフネのことが忘れられないニオウ。
ある時知ったカオルの噂からウジへ行くことにしたニオウは、そこでウキフネと再会する。
ニオウと関係を持ってしまったウキフネは、カオルやコゼリたちへの罪悪感から体調を崩していく。
そして不運にもそのことをカオルに知られてしまった。
ウキフネは裏切り者とカオルに思われながら生きるよりはと、自ら死ぬことを決意する。
