

ときしぐ
@tokisig
2025.03.10〜
- 2025年5月22日母は不幸しか語らない信田さよ子読み終わった読書メモ感想母とは厄介で死ぬまで上位の存在である ということを突きつけてくる内容だった。 読んでいて苦しいが、同じように母に悩まされている人たちがいるというのをヒシヒシと感じ、一人ではないのだと思わせてくれた。 うちは仲のいい家族だと思っていたが、 p230 そもそも夫婦関係が崩壊しているからこそ、母から娘への過剰な執着や一体化、支配が生じる この文章により幻だと目が醒めた。 今後の介護問題が怖くてたまらない。
- 2025年5月21日母は不幸しか語らない信田さよ子借りてきた読書メモ感想読み始めたコロコロ主題が変わっていくのでついていくのが大変。 こういう本で男性目線、息子の話が出てくるとは思わなかった。 現在読んでいるところまでで1番衝撃的で理解ができなかったのは「恋愛で生き直す」の男性の話。 妻を誠実に愛してきた夫が、定年後に別の女性と恋愛したことをきっかけに「生き直す」ために離婚を告げる。 夫婦仲に問題は全くなかった。 この夫にとって、別の女性との恋愛は不倫ではないらしい。 「白馬の王子さま」に愛されてたった一人の男性と添い遂げることが至上の幸福であるという幻想、ロマンティック・ラブ・イデオロギー(RLI)の残滓が夫をこうさせたらしい。 女性は結婚するときにRLIを意識するのに対し、男性は人生の終わりを考えるとRLIを意識するということなんだろうか? 全く理解ができない。 しかし、自分がどちらかの立場になる可能性があるのも事実。 そして誠実さがこの悲劇、地獄を生むことも忘れてはいけない。
- 2025年5月17日借りてきた読み終わった読書メモ感想読み始めた当時の歴史と両親の生い立ちにも触れながらエリザベートの人生を振り返る内容だった。 ネトフリのエリザベートを見ているようだった。 前読んだ本では「幼少期は容姿が微妙だった」と記述されていたが、こちらの本では真逆の記述がされていた。一体どちらが正しいのか。 シシィが書いた詩がたくさん掲載されていて、彼女の本質に迫るような気持ちになった。 p57失恋し傷心のシシィの詩 「サイコロは振られた リヒャルトはもういない 弔いの鐘が聞こえてくる ああ 私を憐んでください 神様 小さな窓辺に ブロンドの巻き毛の少女が佇んでいる 幽霊でさえ心動かされるに違いない 彼女の胸に抱えた痛烈な悩みには」 失恋の悲しみと痛みが伝わってくる詩で、自身の失恋の経験を思い出した。 姑ゾフィーが悪者という印象がお芝居によってついてしまっていたが、この本を読んで随分ゾフィーの印象が変わった。よかれと思った彼女なりの気配りがエリザベートには届かなかったのだと悲しくなった。昔も誤解されてしまうとなかなか解くのは難しいものなのだと。
- 2025年5月17日美しき皇妃エリザベート須貝典子借りてきた読み終わった読書メモ感想読み始めた写真やレシピが多くとても読みやすかった。 お芝居のエリザベートに近い印象を持った。 意外だったのは幼少期は容姿が良くなかったと記述されていたこと。母が心配するほどだったらしい。 ハンガリー王妃の戴冠式の絵がカラーで美しく掲載されていて、シシィ博物館で実物を見てみたいと思った。 女性が見たい知りたいエリザベートの姿を余すことなく紹介している本だと思う。
- 2025年4月27日源氏物語(4)アーサー・ウェイリー,紫式部読み終わった夢浮橋から最後まで読了。 素直な感想としては、え?おしまい???だった。 物語の終わりを委ねる形にしたのか、あはれの物語ではなくなってしまうからか…。 チラッとしか出てきていないウキフネの異父弟に感情移入。最期に会いたかった一人である弟だったのにも関わらず、声をかけなかっただなんて弟が気の毒すぎる。 カオルはきっと死ぬまでアゲマキの面影を探し続けると私は思う。最後までセカンド・プリンセスを愛している描写がなかった…。信じていたのに裏切られた気分。ウキフネことも一生気持ちがわかることはないと思う。 ソウズから直接ウキフネのことを聞き出すカオル。 そしてウキフネの異父弟にウキフネへの手紙を託す。 4巻から読み始めましたが、すごく面白かった。 時代背景や身分制度、さまざまな知識がないと読めないと思っていた千年前の作品が現代人と同じように当時の人々も悩み、感じ、苦しんでいたということが分かり、夢中になって読めた。 でも、ここまで男性は勝手だと思う話だとは思わなかった笑
- 2025年4月26日源氏物語(4)アーサー・ウェイリー,紫式部紹介読書メモ読んでる心に残る一節手習読了。 p249 ここに至ったのも、なにもかもニオウ、ニオウ一人のせい。 そうだよね!!ニオウが居なければこうはなってなかったよねとなった箇所。 流されてしまったウキフネではあったけど、当時の時代背景や恋愛事情、これまでの半生を思えば仕方のなかったことだと思う。 ウコンが浮舟で間違えてニオウをいれたシーンで二人は出会う<運命>だったと言っていたが、ウキフネが死を選んでしまう<運命>の始まりだったと思う。 ウキフネがどんなに拒んでも熱心に手紙を送る大佐。美人がしつこく言い寄られている気持ちを体感するかのようなストーリー展開だった。紫式部はよくこういう話を見聞きしていたのだろうか。 ソウズによって発見され、イモウトアマの看病のおかげで一命を取り留めたウキフネ。 ウキフネに取り憑いていた悪霊は祓われ、正気を取り戻す。 出家を望むウキフネだったが、ウキフネを偶然見かけた大佐から熱心なアプローチを受ける。 拒み続けたウキフネはイモウトアマがいない時に訪れたソウズに頼み込み、出家。 正しい生き方へと一歩踏み出したウキフネは生まれ変わったように明るくなる。 一方カオルはウキフネらしき人を見かけたという噂を聞き、ウキフネのもとへと向かう。
- 2025年4月26日源氏物語(4)アーサー・ウェイリー,紫式部読書メモ読んでる蜻蛉読了。 コゼリがウキフネに似てると思ったニオウは鋭い。しかしカオルと違って代わりをコゼリに求めないのは彼の性格からなのか。 カオルはやはりアゲマキの知性を求めてコサイショウノキミを恋人にし、さらにかつての初恋の相手ファースト・プリンセスを求める。ファースト・プリンセスを求めるためにその妹である自分の妻を利用するなんて平安時代ではよくある話だったんだろうか。決められた結婚はこうも愛がないものなのかと思い、セカンド・プリンセスが気の毒に思う。 カオルの陰気臭さがよく出た話だった 浮舟が亡くなったことを知り、深い悲しみにくれるカオルとニオウ。 遺体がないことに不信感を抱きつつも、カオルは新たな相手との恋で、ニオウは悲しみを埋める代わりを探すことで自らの心を癒した。
- 2025年4月24日源氏物語(4)アーサー・ウェイリー,紫式部読書メモ読んでる浮舟読了。 情熱的に愛してくれるニオウと静かで穏やかな愛をくれるカオル、どっちがいいかと当時は盛り上がったりしたのかなぁと思いを馳せる。 ずっとアゲマキに似てるとカオル視点で話が進んでいたけれど、ニオウ視点では一度もコゼリと似てるなんて話はでなくて、1人の女として愛してくれていたのはニオウだなと思う。 かといってニオウを選ぶのも違うと私は思う。2人のうちどちらかを選ぶのは難しすぎる…。 あの不貞未遂事件以降、ウキフネのことが忘れられないニオウ。 ある時知ったカオルの噂からウジへ行くことにしたニオウは、そこでウキフネと再会する。 ニオウと関係を持ってしまったウキフネは、カオルやコゼリたちへの罪悪感から体調を崩していく。 そして不運にもそのことをカオルに知られてしまった。 ウキフネは裏切り者とカオルに思われながら生きるよりはと、自ら死ぬことを決意する。
- 2025年4月24日源氏物語(4)アーサー・ウェイリー,紫式部読書メモ読んでる東屋読了。 章の始めの人物関係図で浮舟と繋がっていたから結婚まで行くのかと期待して読んでいたら、これが全然進展がなくてやきもき。 源氏にとっての紫の上がカオルにとっての浮舟になるのかしら…。ウキフネが何を考えているのか描写がないので、次の章で知れたら嬉しい。 不貞未遂事件があっても女主人らしく怒っていたコゼリに成長を感じた。 ウキフネの生い立ちと不遇なこれまでの人生についてウキフネの母の視点で描かれている。 ウキフネの境遇を何とかするべく、ウキフネの母はコゼリに頼み込む。 コゼリは二条院でウキフネを一時預かることにしたが、ニオウがウキフネに不貞未遂事件を起こしてしまう。 それを知ったウキフネの母は慌てて二条院から三区のコテージへとウキフネを移す。 しかしその後、ウキフネの居場所を特定したカオルが強引にウジへと連れ去ってしまう。
- 2025年4月23日源氏物語(4)アーサー・ウェイリー,紫式部借りてきた読書メモ読んでる早蕨と宿木を読了。 それぞれの思惑が渦巻く中、ニオウはコゼリとロクノキミ、カオルはセカンド・プリンセスと結婚する。 姉の死と自身の妊娠、ニオウの結婚と度重なる出来事から痩せ細っていくコゼリをアゲマキと重ねて想いを募らせるカオルに、コゼリは姉にそっくりな義妹ウキフネの存在を明かす。 アゲマキを失った悲しみを癒すのはウキフネしかいないとカオルは「この出会いはきっと<運命>の定めだ」とベンノキミに伝言を託す。
- 2025年4月22日
- 2025年4月17日
- 2025年4月13日
- 2025年4月11日
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- 2025年3月10日
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