
ひろこ📚文フリ東京そ-13
@hiloco
2024年11月10日

漫才過剰考察
令和ロマン・高比良くるま
買った
読み終わった
感想
(2025年3月現在、書店では構わず平積みになっていて嬉しい)
WEB連載でも読んでいたけど、ほとんど内容が書き直されてるというか書き下ろされていた。
漫才は披露する物理的要因(会場、客層、地域など)によってウケるやり方が変わるんだと本書の中でつぶさに語られている、その考え方を自身の原稿でも体現してる感じ。WEBと紙の本とでは読まれ方が変わるから書き方も変える。みたいな。
粗品氏との対談も面白かった。2人の喋り方を知ってるからかな、同じフォント・レイアウトなのに粗品さんの発言とくるまさんの発言の文字を読み進める目の速度が違うんだよな。早口らしい語彙というものがあるのでしょうか。
令和ロマンYouTubeで「M-1の3回戦対策」と銘打ちながら内容は会場施設の詳しい解説(最寄コンビニの飲料レイアウトやトイレの少なさなど)という動画があったけど、あれは本人たちにとってはボケ3割、本気7割なんだろうな。
彼らの有料配信UBUGOEをきいてると、仕事の物理的環境について話してることがよくある。『漫才過剰考察』でもその一環といえる考え方が見られた。