
とーど
@toutoutoudo
2025年4月25日

ハイパーたいくつ
松田いりの
読み終わった
装丁が素敵で読みた〜いとなって読んだ。
熱で寝込んでいる時にみる夢、またはピンクの像。
岡本太郎みたいな文体や。クリスマスツリーにオーナメントじゃないものがぶら下がっている感じ、クイクッルワイパーとかフライ返しとか鹿の頭の剥製が飾られているクリスマスツリーみたいな文章だった。
頭から終わりまで大まかな事の経緯は実際に起こっていてそれを主人公の視点から見た際の混乱が比喩と比喩と比喩を重ねて書かれていてその混沌が文章の装飾のマッチして凄みのある話になっている印象だった。
手を引っ張られて最後のまで読みゴールテープを切った感じ。
あとしごおわ(仕事が終わっている=仕事できない)人間なので主人公の自責と逃げたさはめちゃ共感できた。
