
本屋lighthouse
@books-lighthouse
2025年4月26日

スロー・ルッキング
シャリー・ティシュマン,
北垣憲仁,
新藤浩伸
読んでる
秩序を好む「カテゴリー」と調和的な混乱を生み出す「インベントリー」の両方を意識しながらものごとを見る、感じる、考える。本屋の棚作り、ジャンルで正確にわけるのと文脈で作るのと、に似ているかもしれない。
チェーン店出身だからかもしれないが、いわゆる独立系本屋の棚を見るとあまりにも「カテゴリー」がなさすぎて目が滑ってしまう、ということがたまにある。文脈棚は最低限の、かつ確固とした土台があるからこそズレの存在が際立つのであって、土台=文脈のない混沌は見るものに「?」を生じさせる。ゆえにシェア型本屋は特にツルツルとしている。もちろんそれが好きな人もいるし、優劣の話ではなく、たんに個人的な好みの話でしかないのだけど。










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指示とは、何をすべきかを教えてくれるものですが、足場とは、自分で何かをできるようにサポートしてくれるものです。ここで紹介されている方策は、専門家が求める見方を鵜呑みにするのではなく、自分の目で見て判断することを促します。(p.37)
本屋がすべきことも足場の提供。