mizuki "春のこわいもの(新潮文庫)" 2025年4月26日
mizuki
@mizukikometa
2025年4月26日
春のこわいもの(新潮文庫)
川上未映子
読み終わった
『憂鬱だった。靴下の中で足先は痛みを感じるほど冷たくなっていた。春の夜から春の要素だけが消滅し、得体の知れないその残り滓が、冷気とともに部屋に積もっていくようだった。』 春の中にある仄暗さだけを凝縮したような。 特にあの春は、こんな感じだったなぁ。
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