春のこわいもの(新潮文庫)

54件の記録
- 松田茉莉@cotomato2025年5月3日買った読み終わったかつて読んだ単行本で買ってAudibleでも散々聴いて、ついに文庫化。コロナ禍を舞台にした短篇集。「青かける青」がたまらなく好きだし、バナナブレッドのプディングから引用した序文もいい。
- 月日@tsu_ki_hi_2025年4月26日読み終わった@ カフェtwililightさんで、春色の服で酔いを醒ましながら川上未映子さんの「春のこわいもの」を読み終わる。ほとんど文芸誌は読んでないのに、モエシャンの話知ってて、久しぶり!元気?!って5年前の混乱の春の気配に再会した気持ち。最後に残るわたしの輪郭はどんなだろうかって想像した、歳を重ねた時、もうすぐ死ぬのかなって時、何度でも読みたい
- mizuki@mizukikometa2025年4月26日読み終わった『憂鬱だった。靴下の中で足先は痛みを感じるほど冷たくなっていた。春の夜から春の要素だけが消滅し、得体の知れないその残り滓が、冷気とともに部屋に積もっていくようだった。』 春の中にある仄暗さだけを凝縮したような。 特にあの春は、こんな感じだったなぁ。
- 北村有(きたむらゆう)@yuu_uu_2025年4月11日読み終わった@ 本屋イトマイどの短編も後を引くけど、とくに『娘について』がなんというか……めちゃくちゃビビッド。こういう感覚あったなあ、思い出させないでほしかったなあ、という感じ