イナガキカズトシ "BORN TO RUN 走る..." 2025年4月26日

BORN TO RUN 走るために生まれた
BORN TO RUN 走るために生まれた
クリストファー・マクドゥーガル,
近藤隆文
読み終わった。 タラウマラ族と親交深いカバーヨブランコ(白馬)という謎の人物を追跡するところから始まり、タラウマラ族とプラハ(魔女)との壮絶なトレイルランニングに引き込まれ、高級靴を履くほど足が故障していく原理や経験など解説しながら、カバーヨブランコが計画する夢の計画(タラウマラ族とトレイルランニングの猛者どもの豪華競演レース)へと個性豊かなランナーたちが集合し、山道を何時間もかけて走る。ランナーたちそれぞれのドラマが昇華していき、最後に絶対勝てると思うなと言われていたくらいの主人公が12時間かけて走り終えた時、2位で6時間くらいで走り終えた伝説のランナースコットから遅すぎてすごいよと褒められた時号泣した。 競争は競争だけど、壮絶なトレイルランニングを走り終えた奴らはみんなすごい。遅くてもそれだけ走れたことがすごい。走るはアートだ。人間は走るべくした身体になっている。走りてえ!
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