BORN TO RUN 走るために生まれた

BORN TO RUN 走るために生まれた
BORN TO RUN 走るために生まれた
クリストファー・マクドゥーガル
近藤隆文
NHK出版
2010年2月1日
7件の記録
  • 読み終わった。 タラウマラ族と親交深いカバーヨブランコ(白馬)という謎の人物を追跡するところから始まり、タラウマラ族とプラハ(魔女)との壮絶なトレイルランニングに引き込まれ、高級靴を履くほど足が故障していく原理や経験など解説しながら、カバーヨブランコが計画する夢の計画(タラウマラ族とトレイルランニングの猛者どもの豪華競演レース)へと個性豊かなランナーたちが集合し、山道を何時間もかけて走る。ランナーたちそれぞれのドラマが昇華していき、最後に絶対勝てると思うなと言われていたくらいの主人公が12時間かけて走り終えた時、2位で6時間くらいで走り終えた伝説のランナースコットから遅すぎてすごいよと褒められた時号泣した。 競争は競争だけど、壮絶なトレイルランニングを走り終えた奴らはみんなすごい。遅くてもそれだけ走れたことがすごい。走るはアートだ。人間は走るべくした身体になっている。走りてえ!
  • めりっさ
    めりっさ
    @mel_reads
    2025年4月25日
    謎めいたメキシコの先住民族タラウマラのランナーたちを追ったアメリカ人ジャーナリストによるノンフィクション。この本が出版された後、ランニングシューズブランドがタラウマラ族ランナーを取り上げたりして、ちょっとしたブームがあった記憶が。Netflixにもドキュメンタリーがあったと思う。 ともかく、著者と一緒に謎解きをしながら危険な旅をしているかのような気分を味わえるエキサイティングな本だった。 タラウマラ族のある家族を通して、彼らの文化、背負った歴史、貧困問題に焦点を当てたノンフィクション「Out of the Sierra」がある。この本を読むと、「Born to Run」の著者が体験した手付かずの大自然が目前に迫ってくる。そしてタラウマラ族が人里離れて暮らす理由が鮮明になる。2010年発売直後に読んだ本が2024年に出版された本へと繋がったことに驚きと嬉しさが混ざった気持ち。
    BORN TO RUN 走るために生まれた
  • コタ
    コタ
    @hts
    2025年4月23日
  • 病院の先生に教えられ読み始める タラウマラ族のありえない生態に浪漫感じまくり。 レースが始まったら何百キロ走り続けるとか、一滴で何日も過ごせるパワーフードとか、誰にも見つからないように奥地に隠れてる生態とか、ビール飲みまくってるのに翌日ストレッチもせずに何キロも走り始めるとか。 戦争が起こさないためにタラウマラ族は走り続けた。どんな場所にでも移動しながら生活できる知恵があって、定住し始めた途端逃げられなくなる。手放せなくなる。土地の因縁からもすぐ逃げ出せるタラウマラ族の賢さすごい。 まだ序盤だけど。
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