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@piyo1200
2025年4月27日

ミシンと金魚
永井みみ
読み終わった
自分は涙脆いなと思う。病気の人、年老いた人の話を読むと、自分がこうなったらどうしようとリアルであればある程怖くなってしまう。この気持ちをどうしたら良いんだろう。
一方解説では、これは救いの文学だといわれる。必ず訪れる死を自分はどう迎えたいのか、考えさせられた。
怖くなるほどリアルだった要因に、認知症のおばあさんが考えている頭の中を詳細にかかれていることがあったと思う。話し方やその人が生きた時代の少し前の話、仕事のこと、子供が死にやすかったことetc
1冊全てがカケイさん目線でかききられていて圧倒された。こちらが事業のわかる分かりやすさと、カケイさん目線の分かりにくさが混ざっていた。

