ミシンと金魚

19件の記録
- 郁金香@oichan2025年5月26日読み終わった明日は老人ホームにいるおばあちゃんに会える日。 認知症のおばあちゃんの気持ちが少しでもわかるといいなという期待も込めて読んだ。 頭の中が色々とびとびになるのって、本当にこういう感じなんだろうなぁ。 読んでて辛くもなったけど読み終わったらすごく優しい、安心した気持ちになれた。
- F@piyo12002025年4月27日読み終わった自分は涙脆いなと思う。病気の人、年老いた人の話を読むと、自分がこうなったらどうしようとリアルであればある程怖くなってしまう。この気持ちをどうしたら良いんだろう。 一方解説では、これは救いの文学だといわれる。必ず訪れる死を自分はどう迎えたいのか、考えさせられた。 怖くなるほどリアルだった要因に、認知症のおばあさんが考えている頭の中を詳細にかかれていることがあったと思う。話し方やその人が生きた時代の少し前の話、仕事のこと、子供が死にやすかったことetc 1冊全てがカケイさん目線でかききられていて圧倒された。こちらが事業のわかる分かりやすさと、カケイさん目線の分かりにくさが混ざっていた。
- 夏しい子@natusiiko2025年3月8日かつて読んだすごく良かった。 広瀬のばーさんのほっぺたを、目張りと一緒に流れ出したくろい涙が、幅広の涙が、だらだら、垂れる。 の部分では泣けた。 おてんとうさまは、そう易々とゆるしてくんない。 の部分は突き刺さった。 壮絶な人生だったカケイさんに少しでも幸せになってほしいと思っていたけれど、カケイさんは不幸せでは無かったのだろうと最後は思った。