秋 "雪国" 2025年4月27日
秋
@sophie_pf
2025年4月27日
雪国
川端康成
読み終わった
初めての川端康成。葉子と駒子の人情や暮らしの覚悟、その醜さ、美しさ、雪国の空気のような澄んだ情緒を、島村という眼鏡を通して垣間見る。駒子の抱く、葉子に対する劣等感の描写が、クライマックスにおいて『駒子は自分の犠牲か刑罰かを抱いているように見えた。』という文へと収斂していく。その文脈に、鳥肌が立った。
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