時雨崎 "後巷説百物語" 2025年4月27日

後巷説百物語
後巷説百物語
京極夏彦
(引用) 部屋の境界が消えている。 もう、言葉しか見えない。 言の葉が明確に像(かたち)を結ぶ。 なる程、こうして物語の中に入るのか。 昔と今を入れ替えるのか。 今は昔。 めちゃくちゃ京極作品らしい文章。 百介さん…! 続巷説のショッキングなラストだったのでどう続けるのかな?と思った負けず劣らずショッキングなラスト。 最後2話で鉄鼠の檻と陰摩羅鬼の瑕にリンクしているので京極ファン的にはニヤリな感じ。
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