
まと
@maatoo0_zzz
2025年4月27日

二都物語
チャールズ・ディケンズ
読み終わった
ラストへの追い込みが凄く、ページを捲る手が止まらなかった。
娘婿を救う手立てが見出せず、心が壊れてしまうマネット医師。囚われたダーネイ氏の元に忍び込み、入れ替わるシドニー氏。お互いの意地をかけ、母国語で言い争い取っ組み合いをするミス・プロスとドファルジュ夫人。どの場面も迫真で引き込まれた。
そして最後、シドニー氏の『預言』が泣かせる...彼は自身の事を卑下していたが、紛れもなく献身的で誇り高い男だった...。