ときしぐ "源氏物語(4)" 2025年4月27日

ときしぐ
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@tokisig
2025年4月27日
源氏物語(4)
源氏物語(4)
アーサー・ウェイリー,
紫式部
夢浮橋から最後まで読了。 素直な感想としては、え?おしまい???だった。 物語の終わりを委ねる形にしたのか、あはれの物語ではなくなってしまうからか…。 チラッとしか出てきていないウキフネの異父弟に感情移入。最期に会いたかった一人である弟だったのにも関わらず、声をかけなかっただなんて弟が気の毒すぎる。 カオルはきっと死ぬまでアゲマキの面影を探し続けると私は思う。最後までセカンド・プリンセスを愛している描写がなかった…。信じていたのに裏切られた気分。ウキフネことも一生気持ちがわかることはないと思う。 ソウズから直接ウキフネのことを聞き出すカオル。 そしてウキフネの異父弟にウキフネへの手紙を託す。 4巻から読み始めましたが、すごく面白かった。 時代背景や身分制度、さまざまな知識がないと読めないと思っていた千年前の作品が現代人と同じように当時の人々も悩み、感じ、苦しんでいたということが分かり、夢中になって読めた。 でも、ここまで男性は勝手だと思う話だとは思わなかった笑
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