
本屋lighthouse
@books-lighthouse
2025年4月28日

スロー・ルッキング
シャリー・ティシュマン,
北垣憲仁,
新藤浩伸
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スロー・ルッキングと客観性は結びつけて考えられることが多い。同時に、完璧な客観性など不可能である、ということもまたスロー・ルッキングの実践に必要な土台であり、そのことを学んでいく方法がスロー・ルッキングでもある。
視点の複雑さを理解することで、学習者はさまざまな視点から世界を見ることができるようになります。一方で、他人の経験のなかに真の意味で入り込むことはできないという事実にも敏感になることができます。(p.195)
ウルフが書いていた横臥者についてのくだりを思い出した。そしてこの章ではウルフが書いた「壁のしみ」のことが、スロー・ルッキングの例として紹介されてもいる。




