橋本吉央 "庭の話" 2025年4月29日

橋本吉央
橋本吉央
@yoshichiha
2025年4月29日
庭の話
庭の話
宇野常寛
プラットフォーム相互承認の快楽に溺れててええんかい、という宇野さんがよく言っている問題設定から、庭のメタファーを用いてどういった場、機会が社会に必要か考える。と言いつつ、場があるだけではダメで、人間が何かを作ることで世界と関わる「制作」的な営みによって、新しい視点を得ていくことが前提として大事なのだ、ということを述べる。 いくつか事例は紹介されるが、どれも論の途中での参照という感じなので、なかなか具体的、実践的なイメージまでいきつかない部分もある。 超絶に雑に解釈してみれば、宇野さんがサブカル批評からキャリアをスタートしたように、自分の好きなものに没頭して価値観が変わる(消費者からその先にいく、みたいな)ような体験、的なことによって、世界との関わり方を変えることが大事なんじゃない、ということだと思う。やや、ポジショントーク的と言えなくもないかも、しれないが。とはいえ、各所各所で、考え方のヒントになる概念や事例はたくさん出てきて、おもしろかったし参考になった。
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