
海老塩
@ebi_salt
2025年4月29日

赤と青のガウン
彬子女王
読み終わった
心に残る一節
読書日記
彬子女王殿下のお人柄がよく分かり、そして優しくも厳しい、共に過ごした先生方やご学友達とのオックスフォードでの日々を綴った「最終報告書」であった。
これをエッセイとして良いのだろうかと思う程である。
自己啓発本とも言えるような、信念を持って一つのことをやり遂げるという彬子女王殿下の最終報告書を読んでいると、ふつふつと私の中のやる気のようなものが満ち満ちてくるのが分かる。
お恥ずかしながら、彬子女王殿下の事をあまり存じ上げず、どのような方なのかよく知らずに読み始めたのだが、人の心にぐっと入り込むというか、彬子女王殿下が過ごしたオックスフォードでの日々、そして登場するたくさんの人達が、頭の中にすっと想像できて、文章から分かる、彬子女王殿下のお人柄に、直接関わっていた先生方やご学友達は、本当に大切な"大きな家族"だったんだろうなと心底思った。
読めば読むほどに、彬子女王殿下のお人柄に惹かれていくのである。
"Think small."
"Always think about a question."
私もこの言葉を大切にしたいと思う。
特別寄稿では、涙なくしては読めない故寬仁親王殿下との思い出が綴られていた。
彬子女王殿下が後に御出版されている著書も、読んでみたい。



