
紫
@Shi_
2025年4月30日

十角館の殺人 <新装改訂版>
綾辻行人
かつて読んだ
読書記録にこの本がないのも変なので。
学生時代にこの本を読んで、鈍器で殴られたような衝撃を受けた。(ただ当時読んだのはハードカバーだったのでページを捲った瞬間に例の一文が来ていたかは覚えていない)綾辻作品はAnotherが初めてだったが、十角館はミステリにハマるきっかけになった本。
元々アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を読んでいたこともあって更に楽しめた。
見覚えのあるミステリ作家の名前、次第に繋がっていく島と本土のストーリー、クローズドサークルで一人、また1人と消えていく臨場感……。最初から最後までハラハラドキドキしっぱなしだった。