
ハム
@unia
2025年4月30日

翻訳できない世界のことば
エラ・フランシス・サンダース,
前田まゆみ
読み終わった
各言語の個性が爆発していて楽しい気持ちにさせてくれる。
普段慣れ親しんだ日本語もいくつか紹介されていたけど外国の人はその日本語を見て日本人をイメージするんだろうなと思う。
気に入ったのは、
Kummerspeck(ドイツ語)
「食べ過ぎが続いて太ること」
「太る」という結果まで含めた特定の表現がドイツ語独自らしい。
ジャーマンポテトにソーセージとビールが浮かんだ。
cotisuelto カリブ・スペイン語
「シャツの裾を絶対ズボンの中に入れようとしない男の人」
自由?リラックス?だらしなさ?
「あいつはcotisueltoなのよ」とか言うのかな。
pisanzapra マレー語
バナナを食べるときの所要時間
ちょっと待っててみたいな文脈で使うのかな?
ことばを通してその国を考える楽しさが詰まってる。その複雑な気持ちを一語で言えるのはやはりそこが大事に思うからなのかなって背景を考えるのは楽しい。




