こまち "白銀の墟 玄の月 第四巻 十..." 2025年4月30日

こまち
@komachi0319
2025年4月30日
白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記
4/30読了。 4/26に新幹線で二十章まで読んで、ようやく驍宗が李斎達と合流して、ここから戴国は平穏を取り戻して行くのだろうと思っていたのに。 旅行から帰って続きを読み始めて、あまりの救いのなさに胸が痛かったです。ここであの人もこの人も死ぬのか?と小野先生の容赦なさに慄いていましたが、実際は敵味方関係なく死ぬのが戦で、一周まわってリアリティがあるなと。9割読み終えて打つ手なしの状況から、泰麒の思い切った行動から事態は動くのですが、驍宗の麾下達が覚悟を決めて臨んだ中でようやく道が開けて、最後雁国主従が登場した時は勝ち確感で安心できました。 それにしても、戴国は武人の国でこれまで長編で舞台になった慶や雁とは明らかに雰囲気が違うし、王と麒麟の性質がそれぞれの国の気質とマッチしていることも窺えて、その辺りも確認しながら改めてシリーズ最初から再読したいと思います。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved