み(きゃりー) "「好き」を言語化する技術" 2025年5月2日

「好き」を言語化する技術
「好きを言語化する」ということは単に、推しを語れるようになる!にとどまらず、自分への理解を深め、他人との境界線を引けるようになれることなんだ。 この本を読んだきっかけは、はじめての小説を読んですごい良かったのに「すごい良かった」しか感想が出てこなかったから。もはや脳内でも「すごい良かった」しか言えてなかった。 それ以外に好きなことも、いつも感情とは裏腹になかなか言葉にできない。SNSでいい感想書いてる人にいいねして、あとから自分の意見が空っぽに感じたりもする。 なんかいい本はないかな、と思ったらこの状況にピッタリなタイトルだったので買って読んでみたらタイトルよりも深い内容だった。 感想の書き方や、推しを他人に紹介するための具体的方法が書いてあったから、きっとこれから役に立つと思う。 自分の語彙の無さを感じることはなくなるかも。 困った時は見返したいな。 でも、この具体的な方法は手段であると思う。 目的は人によって違うと思うけど、私は自分自身への理解を深めることに使いたいな。 あとから振り返って、他ジャンルの好きなことの共通点とか見つけたら嬉しそうだし、それって自分への理解にも繋がると思う。 あと、自分の感想(意見)を持つことで他人との境界線を引くことができるとのこと。確かに! SNSのおすすめ欄を、しんどいのについつい見てしまうクセも治るかもしれない。そういうものに影響されないようになれたら良いだろうな。
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