えまち "狐花 葉不見冥府路行" 2025年5月3日

えまち
えまち
@dn654sakata
2025年5月3日
狐花 葉不見冥府路行
本日読了、歌舞伎の演目として書かれた作品。 百鬼夜行シリーズの時代よりも昔の事、江戸での中禪寺による憑き物落としの物語。 始まりは絡新婦を、終わりは姑獲鳥を彷彿とさせる物語の展開。 従来の妖怪に絡めた憑き物落としや、お馴染みの長い蘊蓄は無いがテンポよく予想を裏切ってくる。 他の作品に比べて読みやすいボリュームで仄暗い世界をしっとりと堪能できる。
狐花 葉不見冥府路行
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved